50代FIREを心に決めたら最初の1か月どこから手を付けるべき?私が最初にとった9つの行動

こんばんは。あぼさんです。

私がFIREを目指し始めたのは2023年の2月です。

私の初投稿ブログ記事でも触れましたが、そもそも私がFIREを目指すきっかけになったのは、会社の同僚の何気ない

「何のために働いてるの?」

の一言でした。この一言からこれからの人生について深く考えるようになり、結果としてFIRE(経済的自由&早期リタイア)を目指すという新たな人生目標を設定するに至ったわけです。

とはいえ、思い立ったはいいものの結局何から手を付けてよいのか、その時はわかりませんでした。何を頼りにしていたかと言えば、結局はYoutubeと書籍でした。

なかでも両学長のリベラルアーツ大学はホントにお世話になりました。もちろん両学長の言葉すべてを鵜呑みにしているわけではないですが、自分の将来を真剣に考えていた時、両学長の経済的自由を目指すという言葉一つ一つが深く胸につき刺さったのを今でも覚えています。

今回は以前の記事「50代でもFIREしたい!そう思ったときにます確認したい4つのポイント」の続編です。
現状の資産や支出を算定し、FIREに最低限必要な資金も把握した、さあいよいよFIREに向けて資産形成やFIRE後の準備を進めるぞ!と思い立った時、ます最初の1か月間どんな行動から手をつけ始めるべきなのかの参考にしていただければと思い、実際に私がとった9つの行動をご紹介したいと思います。

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目次

50代FIREに向けて最初の1か月、あぼさんがとった9つの行動

行動1:FIREまでの資金計画表を作成した

「50代でもFIREしたい!そう思ったときにます確認したい4つのポイント」での確認を踏まえて、まずは自身のFIREするまでの資金計画をスプレットシートで作成しました。

とはいっても実にシンプルなものです。作成手順はこんな感じです。

ステップ1:将来における年収見通しを算出(年金収入なども含めます)
ステップ2:毎年の経常的な支出・突発的な支出を想定して金額を算出
ステップ3:上記を踏まえて毎年投資や貯蓄に回せる金額を算出
ステップ4:毎年の資産額について、運用利回り毎に作成

こんな感じです。これでとりあえず毎年の資産額を想定して、何歳だったら現状のライフスタイルを維持したうえででのFIREが可能なのかを考えました。結果としては55歳~57歳頃と結論づけています。

いずれ私が作った資金計画表スプレットシートのフォーマットなども記事にしていきたいと思います。

行動2:ネット証券口座を開設した

それまで証券口座は持ってはいたのですが、持株会用に大手証券の口座しか持ってませんでした。当時はまだ同大手証券会社では低コストなインデックスファンド等を販売してなかったことも踏まえて、SBI証券にて新たに証券口座を開設しました。

口座開設は2023年2月当時は1週間くらいで完了しました。
基本その後の投資はすべてSBI証券で行っています。

なお私はSBI証券にしましたが、正直そこまで深い理由があったわけではないです💦
クレジットカード連携等でポイント付与の差などがあるのは事実なのですが、個人的にはいわゆるネット証券であれば、低コストなインデックスファンドを取り扱っている証券会社であれば基本どこも一長一短なので、自分にあった証券会社を選ばれればよいと考えてます。

行動3:投資スタイルをインデックス投資に切り替えた

実はそれまでも大手証券会社経由でファンドの購入は行っていたのですが、あまり商品の性質などよくわかっていないこともあり、ちょくちょく高コストなアクティブファンド等も買ってました💦

両学長のリベラルアーツ大学や書籍を読んだりしたうえで、現在の私の資産形成におけるファンドの購入スタイルは、低コストなインデックスファンドを余剰資金が発生する毎に継続的にベットするオーソドックスなスタイルです。個別株投資やトレードなどは行っていません。

ちなみに完全に今のスタイルに至ったのはFIRE検討開始からもう少し時間がたった後で、FIRE検討当初はマーケットが上下するタイミングを図ってファンドを購入するようなこともしてました💦 
現在のスタイルが確立したのは、やはりチャールズ・エリス著「敗者のゲーム」を読んでからですね。


今回の記事では書籍紹介は行いませんが、自身の資産形成プロセスにおいてものすごく影響を受けた本です。名著ですので読んだことのない方は是非一度お読みになることをお勧めいたします。

行動4:企業型確定拠出年金(DC)の投資商品を見直した

企業型確定拠出年金(DC)については、実はそれまでほとんど気に留めることもなく、正直DCのPCサイトの開き方も忘れていたほどです。でも意外とこういう人っているのではないでしょうか。

購入するファンド等については、それまで適当に割り振っていました。なんとなく株価変動リスクを恐くて、債券ファンドや定期預金等のウェイトが相応に大きく、外株ファンドはわずかという構成でした。

改めて自身のDCの商品構成を見て、これじゃ将来のインフレリスクに対応できていないと痛感し、スイッチング等によって先進国株ファンド(当時はS&P500やオルカンがラインナップになかったです)や日本株ファンド等のウェイトを全体の70%程度にまで引き上げました。

もちろんリスク許容度によって上記のような対応がよいのかどうかは人ぞれぞれですが、少なくとも私の場合は足元の資産状況等から見てもう少しリスクを取った方がよいと判断しました。

行動5:妻の分もネット証券口座を開設し、積立NISAやiDeCoを開始した

妻も今でも役所にパート勤務しており、それなりの貯蓄があるのですが、すべて定期預金・普通預金となっており、利息がほとんどない状況が続いていました。
本人のもう少しリスクを取って資産形成をしたいという意向もあり、この際にということでSBI証券で妻の証券口座も作り、インデックスファンドによる積立NISAを開始しました。現在は新NISAに移行しています。

また妻は社会保険料を支払わなくてよい範囲でパート収入を得ているのですが、いろいろと調べているうちにパートでもiDeCoに加入すれば掛け金全額が所得控除の対象となり、所得税・住民税を軽減できることを確認し、こちらもSBI証券でiDeCo口座を設定し、5月より上限の月23,000円でiDeCo積立を開始しました。

行動6:娘のジュニアNISA口座を開設した

現在はすでに募集は完了していますが、2023年はジュニアNISA口座の募集最終年度でした。こちらもせっかくだから配当金・譲渡益非課税の恩恵を受けられる幅を広げようと考え、口座を開設し投資可能な年間上限額80万円を思いきって米株インデックスファンドを一括購入しました。

行動7:家計簿アプリを導入した

我が家の資産総額については、FIRE検討開始後は妻の口座や娘のジュニアNISAも含め、毎週末に金額をチェックしてスプレットシートに保存しています。ただ日々の資産の動きについても把握しておきたいので、家計簿アプリを導入しました。

いったんは以下の2つの無料アプリを併用し、現在に至るまで使っています。
・野村証券:OneStock
MoneyTree

OneStockでストック全体の動きを把握し、MoneyTreeでカード引き去り等フロー面を確認するというやりかたをしています。ただ将来的には有料アプリの導入も予定しています。

行動8:生命保険の契約者貸付を全額返済した

実は隠れ借金がありました💦💦💦💦💦

まだ若い頃、個人の趣味や飲食等に使うため、生命保険の契約者貸付を隠し口座代わりにしていました…💦💦💦

ただ昨今は感染症拡大の影響もあってここ数年ほとんど活用していなかったのですが、利子が利子を読んですっかり膨れあがってました💦慌てて全額返済しました。

つ、妻には内緒です…💦💦💦

なお保険についてはFIRE界隈で見直し議論も多いのは理解していますが、私はまだ娘が中学生ということもあり、いったんは保証がまだ必要なことから既存の契約を継続しています。いずれ見直しも考えてます。

行動9:SNS運用を開始した

それまでSNSといえばfacebookくらいしかやっていなかったのですが、本格的にⅩ(旧Twitter)にてSNS運用を開始しました。
FIRE検討を開始したのはよいものの、現実社会ではほとんど周囲にFIREしている人がいないので、幅広くFIREの情報共有ができるようにと開始したものです。

またフォロワーさんを増やせば、言い方は少し悪いですが将来的に自身の貴重な「資産」にもなりうると思いました。

現在も原則1日3ツイート以上を念頭において、FIRE中心に趣味や生活のことなども呟いてます(最近FIRE以外の呟きも増えてきました💦)

お陰様でフォロワーさんは2024年4月現在3700人を超えました。

やること沢山💦 でもやっぱりFIRE準備はとにかく楽しい!!

いかがでしょうか。
ご覧のとおりいざFIREに向けて行動しようとすると、まあとにかくやることが沢山ありました。
よくこれだけのことを短期間で行ったものです💦

ただFIREに向けて行動することは、とにもかくにも楽しいんです!!

FIREに向けて様々なことに取り組んでいくと、自分自身をリセットするような感覚に陥ります。
それまでのサラリーマンとして先の見えない人生を、これを機にオールクリアにする感覚とでもいうのでしょうか。

一つ一つの行動がとてもワクワクしていました。おそらくこういう感覚を感じられる人こそ、FIREに向いているのだと思います。

今回はFIREに向けて私がまず最初に取り組んだことを書いてまいりましたが、いずれそれぞれについてもう少し詳細な記事なども書いていきたいと思っております。

ともにFIREに向けて頑張りましょう!!

あぼさん

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